妊娠中でも安心してフォトウェディングを行うコツ!
授かり婚だからといって、挙式や披露宴を諦めていませんか?フォトウェディングでは、挙式や披露宴をすることなく、花嫁姿を写真に残せます。夫婦二人で行えるため、体調が変化しやすい妊娠中の方でも安心です。本記事では、妊婦中の方におすすめの理由、撮影時期、安心して当日を迎えるためのポイントについて解説します。
妊娠中でもフォトウェディングはできる?
フォトウェディングは妊娠中の方におすすめです。妊婦さんに向いている理由を紹介していきます。
コストや時間、手間などを抑えられます
挙式や披露宴をすると、日取りやゲストの選定、打合せ、ドレスの試着など、さまざまな準備が必要です。しかし、フォトウェディングの場合、挙式や披露宴の代わりに写真撮影のみ行うため、準備にかかる時間や手間、コストを抑えられます。妊婦の負担が少なく、憧れの花嫁姿を残せるので最適といえるでしょう。家族を呼ぶことも、一緒に家族写真を撮ることもできますよ。
和装もウエディングドレスも着られます
お腹が大きくなってきても、好きな衣装が着られます。ウエディングドレスであれば、エンパイアラインのようにお腹を締め付けないデザインを選ぶとよいでしょう。着物は帯でお腹を締め付けるイメージがありますが、実は着付けの調整次第で、苦しくなく着ることが可能です。スタジオの着付け師はプロなので、妊娠していることを伝えれば、調整しながら着付けてもらえます。ただし、着物はドレスより重くなるので、体への負担を考えて選びましょう。
安全重視のスタジオ撮影がおすすめです
フォトウェディングでは、スタジオ撮影とロケーション撮影があります。屋外でするロケーション撮影は、開放的なところが人気です。しかし、往復の移動や屋外での長時間撮影を考えると、妊娠中の方は避けたほうがよいでしょう。スタジオ撮影では、快適な温度の中でメイクや着替え、撮影などを1つの場所で行えます。休憩場所も用意されているので、妊娠中の方におすすめです。おしゃれなセットもあり、マタニティフォトの衣装でお腹を出して撮影される方も多くいます。
フォトウェディングにおすすめの時期
妊娠中のフォトウェディングにおすすめの時期を順番に説明していきます。
一番安定している妊娠中期(妊娠5ヶ月~7ヶ月)
安定期に入る妊娠16~27週目が一番おすすめの時期です。つわりがほとんどなくなり、体調が安定してきます。バストやお腹周りが大きくなり始め、妊婦らしい体型になってくる時期なので、衣装は体を締め付けないように少し大きめのものを選ぶとよいでしょう。マタニティフォトにも向いている時期です。
二番目に安定している妊娠後期(妊娠8ヶ月~9ヶ月)
妊娠28週目以降になると、お腹が大きくなってきて動くのも大変な時期です。長時間かかるロケ撮影を避け、スタジオ撮影でも衣装の着用時間を短くしましょう。また、この時期はお腹のふくらみがよく分かるので、お腹を目立たせるチューブトップとスカートで撮るマタニティフォトも人気です。ただし、妊娠36週目以降は、いつ何が起こるか分からないので、避けるようにしてください。
お腹が出始める前の妊娠初期(~妊娠4ヶ月目)
妊娠してから15週目までの時期は、つわりが酷く、ホルモンの影響で辛い時期です。少しの衝撃やストレスでも流産の原因となるので、一番避けたほうがよいでしょう。しかし、お腹まわりがまだ目立たず、好みのドレスが選べるので、あえてこの時期を希望する方もいます。どうしてもこの時期にこだわるなら、スタジオ撮影にして体を冷やさない、お腹を締め付けないなど、体に負担をかけないよう十分注意しましょう。
安心してフォトウェディング当日を迎えるために
妊娠中のフォトウェディングで気をつけたいことをチェックしておきましょう。
事前にフォトスタジオ側に妊娠を伝えておく
妊娠中であることは、打ち合わせのときにスタッフへ伝えておくことが大切です。妊娠中であればこまめな休憩が必要ですし、ゆっくりしたスケジュールを組んでもらえると安心できます。妊婦の体に合わせた着付けやスタジオのセット、無理のないポージングなどの提案も可能です。プロの適切なサポートが受けられるので、必ず伝えるようにしましょう。
妊娠中の体型の変化に注意する
妊娠すると、バストやお腹まわりが大きくなり、丸みを帯びた体つきになります。事前にドレス選びに行く場合は、体型が変わることを考慮したサイズ選びが必要です。たとえば、妊娠中期にはバストが1~2カップほどアップしますし、お腹が大きくなることでドレスの裾も上がります。試着する際は、当日までの体型変化を考慮して、サイズ選びをしましょう。また、直前にサイズ確認に行ったり、予備のドレスを手配したりしておくと安心です。
日程変更が可能なフォトスタジオを選ぶ
妊婦の体調が悪い場合、撮影日の変更が可能かどうか確かめておきましょう。妊娠中は急な体調変化を起こしやすく、撮影日に体調を崩したりするケースがあるためです。良心的なスタジオでは、キャンセル料なしで延期してくれることも。スタジオ選びでは、体調不良になったときの対応を聞いてから決めるようにするといいですね。
まとめ
フォトウェディングでは、妊娠中の方でも憧れの花嫁姿を写真に残せます。写真を撮るだけなので、挙式や披露宴に比べると気軽にできるため、妊娠中の方にもおすすめです。授かり婚で諦めていたドレスや着物、人気のマタニティフォトにもチャレンジできますよ。ただし、妊娠中は体調を崩しやすく体型もその都度変化していくので、通常のフォトウェディングより細かい注意が必要です。それでも利用する価値は大きいので、ぜひ参考にしてみてください。そして、素敵な思い出を残しましょう。