フォトウェディングでは何枚撮る?撮影におけるカット数とは?
フォトウェディングで写真を撮ろうと考えて、スタジオやカメラマン探しをしていると、カット数という言葉をよく目にするでしょう。カット数とはなんなのか、どのくらいの数であれば少ないのか、多いのか判断がつかない場合も多いでしょう。今回は最適なカット数の枚数や、決め方について紹介していきます。
フォトウェディングにおける撮影カット数とは
フォトウェディングの場合の撮影カット数とは、写真撮影後に納品される写真の枚数を意味します。撮影時は衣装を変えたり、スタジオの背景を変えたり、場所を移動したりして、さまざまなシチュエーションで撮影をします。小物を使用したり、ポーズを変えたりして、たくさんの写真を撮る場合もあるでしょう。
カメラマンが撮影した写真のなかには、目をつむってしまったり、衣装やヘアスタイルが乱れていたりする失敗の写真も存在します。失敗の写真を省いてから納品される枚数のことや、撮影写真から選定して購入した写真の枚数を、カット数という場合が多いです。全カットデータ納品プランとは、撮影写真のなかから、失敗の写真を省いた全データを納品するプランのことを言います。
全カットデータ納品プランの場合は、納品枚数の目安が設定されてることが多いです。100カットを納品枚数の設定とするプランであれば、それ以上の枚数の写真を撮影し、失敗した写真を除いたデータの100枚前後が納品されます。5カットデータ付きなどのプランの場合は、撮影した写真のなかから、5枚を選び購入すると言う意味です。
大切な一瞬を逃さない!フォトウェディングで最適なカット数
何枚くらいの枚数があれば最適なのか、わからないと思っている方も多いのではないでしょうか。平均的な枚数は、100枚から150枚くらいが多いです。時間をかけて衣装を選んだり、小物を手作りしたりなど、こだわりを持って写真を撮影する場合は枚数が多いプランを選ぶ傾向があります。
フォトウェディングでじっくりとウェディング気分を楽しみたいと考えている場合や、屋外で撮影する場合は100枚から150枚くらいを撮影するとよいでしょう。写真の枚数が増えると思い出は多く残せますが、アルバム作りの際、写真選びに迷ってしまうという場合もあります。写真が多すぎると迷ってしまいそうな場合は、50枚くらいを選ぶとよいでしょう。
フォトウェディングで撮影するカット数の決め方!
フォトウェディングで撮影する枚数は、どのように決めればよいのでしょうか。ポイント別に紹介していきます。
費用を抑えたい場合
新婚旅行や、住まい環境を重視したいなどさまざまな理由から、フォトウェディングでは予算を抑えたいと考える場合もあるでしょう。枚数が多くなるほど料金は高くなるため、費用を抑えたいと考えている場合は枚数の少ないプランをおすすめします。
スタジオ撮影の場合
スタジオ撮影の場合は天候の影響もなく、整った環境で撮影ができるため、多くの枚数を確保しなくても、納得のいく写真を撮影できる可能性が高いです。50枚ほどのプランもおすすめです。
ロケーション撮影をする場合
ロケーション撮影をする場合は天候の影響があったり、周囲の環境によって写真の仕上がり状況に影響があるので、多めの枚数を選ぶと安心でしょう。スタジオ撮影とロケーション撮影を併用する場合に、各ロケーションでの写真を十分に確保したいと考える場合は、100枚以上のプランを選ぶとよいでしょう。
衣装を複数着用する場合
衣装を複数着用する場合は、合わせる小物や撮影をするシチュエーションも増えます。着付けをしたり、小物を手作りしたりと、準備に手間と時間をかける場合も多いでしょう。各衣装での写真を、それぞれ十分に確保したいと考える場合は、100枚から150枚以上を選びましょう。アルバムを作成したり、結婚式のプロフィールムービーに写真を使用する予定がある場合は、たくさんの写真があると、メリハリのあるアルバムやムービーが作成できるのでおすすめです。
それぞれの目的に合わせた最適な枚数を選びましょう。費用を安く抑えたいと思っていたけれど、撮影後に写真の仕上がりを見て、写真を多く購入したいと思う場合もあるようです。あとから買い増しをすると、全データ購入プランより費用が多くかかる場合もあるため注意しましょう。
まとめ
何枚くらいのプランを選ぶとよいかについて説明をしました。費用を安く抑えたい場合や、撮影方法によって最適なカット数は変わることがわかりました。費用を安く抑えたい場合は少な目の枚数のプランを選ぶとよいでしょう。衣装を複数着用する予定があったり、小物を使ったり、ロケーション撮影の予定がある場合は多めの枚数のプランがおすすめです。アルバム作りに力を入れたい場合や、思い出を多く残したい場合も枚数が多めのプランがおすすめです。自分たちの優先したい事柄に合わせて最適なカット数を選びましょう。フォトウェディングでの参考にしていただければ幸いです。