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日本ならではの衣装!フォトウェディングを和装で行う魅力とは?

公開日:2021/10/15   最終更新日:2022/02/25

結婚式で花嫁が白無垢を身にまとうといった慣習は、平安時代までさかのぼるといわれています。白無垢はもちろん色打掛などの和装は、結婚式に限らずフォトウェディングにおいても人気です。幼いころから憧れを抱いている方もいらっしゃるでしょう。和装でフォトウェディングを行う魅力と、和装の種類や気を付けたいポイントなどを解説します。

フォトウェディングを和装で行う魅力とは?

洋装ではなく和装で行うフォトウェディングは、なぜカップルに人気なのでしょう。その魅力に迫ります。

ロケーション撮影が楽しめる

和装のフォトウェディングは、ロケーション撮影と好相性です。お城をバックにした写真や、許可を頂いて撮影する神社での写真は、スタジオではまず撮れない一枚でしょう。番傘を片手に石畳みに溶け込むように映る二人の姿はフォトジェニックです。日本庭園など、日本らしさを感じるスポットでの撮影には、和装がとってもよく似合います。

祖父母にも喜んでもらえる

結婚のお知らせを聞いて喜んでくれた祖父母も多いのではないでしょうか。結婚の報告と「これからもよろしくお願いします」の想いを込めて、和装での一枚をプレゼントすれば、もっと喜んでくれるかもしれません。洋装の二人の姿ではないところが意表を突き、ちょっとしたサプライズが叶います。

打ち合わせに要する時間が洋装に比べて少ない

ウェディングフォトに関する打ち合わせでは、プランや撮影日の決定の他、衣装合わせに多くの時間を要します。衣装合わせにかかる時間が比較的少ない和装なら、打ち合わせの時間を短縮できるでしょう。

洋装では「これだ」という衣装を決めた後にも、デコルテ部分が浮かないように、また背中がフィットするようにと、細かく衣装のサイズの調整を行います。一方、和装の場合は紐さえあればどのような体型の人であってもある程度のサイズ調整が可能です。そのため、和装のウェディングフォトは忙しいカップルにもオススメです。

フォトウェディングで着ることのできる和装はどんな種類がある?

フォトウェディングでは、おおまかに3つの和装が用意されていることが多いです。これらは、実際の挙式や披露宴でもとても人気のある衣装です。

白無垢

白無垢は花嫁の正礼装とされ、本来は挙式のみに用いられる衣装です。古式ゆかしい白無垢をまとう場合は、綿帽子か角隠しをセットで着用します。

諸説あるものの、白無垢には「あなたのお家の色に染まります」といった意味があり、掛下から小物まですべてを白で統一するのが基本です。とはいえ、一口に白といってもハッするような清らかな白から、優しい雰囲気のアイボリー系まで、さまざまな白があります。自身をより美しく魅せてくれる白無垢を選びましょう。

色打掛

色も柄も華やかで、写真映えしやすいのが色打掛です。披露宴のお色直し入場で、花嫁がまとうのを目にしたことはありませんか。赤や金などの鮮やかな色味はもちろん、牡丹や梅などの柄が持つ意味を理解しながら色打掛を楽しみたいものです。

また、ウェディングドレスに用いられるオーガンジーを使った色打掛も人気があります。絹特有のずっしりとした重みがないため、軽やかにまとえるのが特徴です。生花などを使ったヘッドドレスとの相性がよいため、「和装にチャレンジしたいが、かつらは嫌」といった場合にもピッタリです。

引振袖

「お引きずり」や「お引き」とも呼ばれる引振袖(ひきふりそで)は、雅やかな長い裾が特徴の振袖です。漆黒の黒引振袖はとても人気があり「黒いお引きずりに憧れて」といった声もよく聞かれます。

とはいえ、披露宴で引振袖をまとうとなると、袖を引きずる分、歩きにくいことがあります。マイペースに移動できるフォトウェディングなら、足元などを気にすることなく魅力的な一枚を残すことのみに集中できます。

和装でフォトウェディングを行う上で意識するべきポイント

実際に和装でフォトウェディングを実行する場合に、意識しておきたいことをお伝えします。

汗でメイクが崩れやすい夏場は避ける

フォトウェディングは双方のスケジュールが合えば一年中申し込むことができますが、夏場の撮影は避ける方がベターです。ロケーション撮影では炎天下の下で移動をしなくてはならないことがあり、汗でメイクが崩れやすくなるでしょう。

また洋装と異なり、和装ではほぼ全身が衣装で覆われ、その生地は何重にも折り重なっています。暑さが苦手なカップルや体力にあまり自信がないカップルも、夏場の撮影は避ける方がよいでしょう。

スケジュール調整を念入りに行う

天候によってときどき運命が左右されるロケーション撮影では、しっかりとスケジュールを組む必要があります。打ち合わせは「晴れ前提」で進みますが、当日が必ず晴れるとは限らないことを心づもりしておきましょう。天候に恵まれなかったときはどのようなフローになるのかを確認するなど、念入りにスケジュールの調整と確認を行うことが大切です。

早めの予約を心がける

和装でフォトウェディングをすると決めたら、早めに予約を入れるのがよいでしょう。レンタル衣装の場合、気に入った衣装を別の花嫁が先に希望していれば、先着順となり希望が叶わないかもしれません。

また、ロケーション撮影にピッタリの心地よい季節は、観光客が動くシーズンでもあります。密になりやすいと神社や観光スポットが判断すれば、撮影許可が下りないことも考えられるため、早めに動いておくことをおすすめします。

 

和装で行うフォトウェディングの魅力とそのポイントをお伝えしました。白無垢、色打掛、引振袖とお気に入りの衣装で、素敵な思い出をつくりましょう。また早めに予約をすれば、よりよいフォトウェディングにつながりやすいです。記録に残るフォトウェディングを、心ゆくまま楽しんでください。

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