日本人ならではの和装は、ウェディングドレスとはまた違った華やかさや美しさがあります。結婚式の前撮りで和装を選ぶ人も多く見られ、今でも強い人気があることがわかります。しかし和装にすると迷うのは、白無垢と色打掛のどちらにしようかという点です。この記事では、白無垢と色打掛、それぞれの魅力と選び方をご紹介します。

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白無垢と色打掛、どっちがいいの？

白無垢と色打掛にはそれぞれ違った魅力があります。

白無垢は、映画のワンシーンのようなゴージャスな雰囲気と、しっとりとした上品でおしとやかな印象を持つ衣装です。

一方で色打掛は、カラフルかつ色合いが華やかで、選ぶ衣装によってはキュートな印象にもなりますし、大人っぽい雰囲気を与えることもできます。どちらの衣装にも魅力がたくさんあります。

どちらか一方を選ばなければならない場合には、前撮りを行う場所や背景を考えることは1つの方法です。背景がシンプルな場合には、ゴージャスかつ洗練された雰囲気の白無垢がおすすめ。反対にバックが華やかな場合には、鮮やかな色打掛がピッタリ映えるでしょう。

また、古風な日本らしい雰囲気で写真を撮りたいという方は白無垢を、華やかで明るい雰囲気を好む方は色打掛というように、自分の理想のスタイルをイメージするなら衣装を決めることができます。着物に身を包むことで、自然と背筋が真っすぐになり、特別な気持ちになるものです。和装スタイルは、日本人の女性をより美しく見せてくれること間違いありません。

白無垢の選び方は？

白無垢は、ウェディングドレス同様、結婚式で着る日本の伝統的な婚礼衣装です。真っ白な白無垢には「嫁ぎ先の色に染まる」という意味があります。真っ白な白無垢に身を包むなら、純粋無垢な気持ちになれるはず。

しかし、白色といっても真っ白なものから、生成りがかったものなどさまざまです。そのため「色黒なのが気になる」「自分に合う白が着たい」という方はまず、肌の色に合わせて白無垢を選ぶこともできます。ただ写真を撮った際には、ほとんどわからない程度の色味の違いになってきます。また、生地の質感や刺繍のデザインでも印象が変わってくることでしょう。

一番大切なのは、自分が何を着たいかということです。白無垢を選ぶときには、羽織ってみた時の直感を大切にして選びましょう。また刺繍や裏地、縁取りなどの細かな違いはありますが、大きく見たデザインには違いはありません。自分の好みや直感を大切にして気に入った白無垢を選びましょう。

色打掛の選び方は？

色打掛は、色や柄によってまったく印象が変わります。まず、自分の雰囲気に合わせて衣装を選ぶことです。王道の赤は、華やかで女性らしい雰囲気になります。可愛らしい印象を与えたいならピンクやクリーム色、大人っぽい顔立ちの方はブルーや黒地の色打掛など、顔立ちや雰囲気に合わせて選ぶことができます。また、顔うつりがいいものを選ぶことがポイントです。和装は洋装とはまた違う印象になるので「普段赤い洋服を着ない」という方でも、赤い色打掛が似合うことがあります。その反対に、洋服で普段似合っている色でも、和装に変えたら意外と似合わないというケースも起こり得ます。

さらに色だけでなく、色打掛の柄にも注目して選びましょう。一般に大ぶりの柄が描かれた色打掛は、身長が高い方に似合うとされています。スラリとしたスタイルの方には、グラデーションデザインなどの変化のある色打掛もおすすめです。小柄な方には、小さな柄が規則正しく並んでいるようなデザインがお似合いです。カラフルな色打掛で、可憐な印象をアピールできるでしょう。

これらの要素を覚えておいた上で、気に入った色や柄の着物を見つけたらとりあえず羽織って、鏡の前に立ってみてください。第一印象で「合わないかな」と感じても、羽織ってみたら意外と似合っていることもあります。自分だけでは判断しにくいので家族や友人など、第三者に見てもらって、顔うつりをチェックしてもらいましょう。また、お店のスタッフはさまざまなお客様に対応してきた衣装選びの専門家です。専門家ならではのアドバイスを聞くことや、おすすめの商品などを教えてもらえます。「これだ」と思える1着に出会えるまで、妥協することなく、気になったものはどんどん試着して選んでいきましょう。

白無垢と色打掛、それぞれの魅力と選び方をご紹介しました。白無垢は、上品でおしとやかな印象があり、背景がシンプルの場合や、日本らしい雰囲気で撮影したい方にとっておすすめです。色打掛は、カラフルかつ色合いが華やかな衣装で、明るく華やかな雰囲気を好む方におすすめです。それぞれ、選ぶ時には自分の好みや直感を大切にしながらも、顔うつりや第三者の意見も参考にして決めましょう。これらを参考にしながら、自分にとって最高の1着を選んでくださいね。

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